フレッツ光から光コラボに転用する際に必要なのが「転用承諾番号」です。
発行にお金はかからず、簡単に転用することが可能となります。
ここでは、転用のメリットや転用承諾番号を取得する方法を紹介します。加えて、光コラボ契約の注意点もおさえておきましょう。
転用承諾番号とは?
転用承諾番号とは、フレッツ光を利用している人がプロバイダーの提供する光コラボレーションというサービスに転用したい場合に必要となる番号です。
インターネット光回線の転用とは?
「転用」とは、NTT東日本/西日本の光回線サービスである「フレッツ光」から、光回線はそのままで契約先を光コラボレーション(光コラボ)事業者に変更する手続きのことです。
契約に紐づいているお客様番号やひかり電話番号もそのままで契約先のみをNTTから光コラボ事業者に変更します。
なお、転用手続きでは利用する光回線自体は変わらないので、光ファイバーケーブルの設置工事は必要ありません。インターネット契約の窓口が変わるだけ、と考えるといいでしょう。
転用手続きの流れをご紹介
フレッツ光から光コラボに転用する手続きは、次のような流れになります。転用は回線工事が不要なため、手続きもシンプルで容易です。
1)「転用承諾番号」に必要な情報を準備しましょう
転用承諾番号の受け取りにあたり、本人証明のために以下の情報が必要となります。
(1)フレッツ光のお客さまID、またはひかり電話番号
(2)フレッツ光の契約者名
(3)フレッツ光の利用場所住所
(4)フレッツ光利用料金の支払い方法および関連情報
お客さまID/回線IDのご確認方法
「現在のお支払い方法」について
2) 転用承諾番号のお申し込み
各プロバイダーや代理店のホームページ、電話、携帯キャリアの光コラボなら携帯ショップや量販店などでも申込可能です。手続きの所要時間は10~15分程度です。
https://flets-w.com/collabo/list/index.php
NTT東日本の転用承諾番号申し込み先
WEB | https://flets.com/tenyou/ 受付時間 8:30~22:00 土日・祝日も営業(年末年始を除く) |
電話 | 0120-140-202 受付時間 9:00~17:00 土日・祝日も営業(年末年始を除く) |
NTT西日本の転用承諾番号申し込み先
WEB | https://flets.com/tenyou/ 受付時間 8:30~22:00 土日・祝日も営業(年末年始を除く) |
電話 | 0120-553-104 受付時間 9:00~17:00 土日・祝日も営業(年末年始を除く) |
3)手続き完了
8日間は契約解除が可能となります。
フレッツ光から光コラボに転用するメリット
NTTのフレッツ光から光コラボへの転用には、料金や契約面で大きなメリットがあります。
インターネット月額料金が安くなる
転用のメリットとして一番に挙げられるのは、インターネット料金です。フレッツ光は高いというイメージがありますが、光コラボはフレッツ光よりも月額料金が安くなります。下記をご覧ください。
フレッツ光+プロバイダの契約と光コラボの月額料金の違い
![](https://edion.guide/wp-content/uploads/2023/05/plan_page-0001-scaled.jpg)
特典・割引が受けられる
転用のメリットのひとつが、特典や割引が受けられることです。
例えば、大手携帯キャリアの光コラボでは、同じキャリアのスマホとの併用で通信料金が割引になったりします。家族みんなでドコモやSoftBankの携帯を使っているなら、契約台数に応じて割引額が高くなるケースもあるので、チェックしてみましょう。
工事費用もフレッツ光の解約金もかからない
光コラボへの転用は回線工事が発生しないため工事費用はかからず、事務手数料のみで可能となっております。
解約金もかからないことも魅力となっています。
対して、NTTのフレッツ光の新規開通、またはフレッツ光から他の光回線に乗り換えるには、工事費が基本的に15,000円~とかかることになります。
また、フレッツ光の契約では通常、更新月以外に解約すると解約金が必要となるので注意しましょう。
まとめ
フレッツ光から光コラボへの「転用承諾番号取得」、「転用手続き」の方法をご紹介しました。
簡単な手続きで転用ができますが、自分にとってのメリットや特典なども注意してみましょう。